広島の旅 2 ・ 核兵器の廃絶と世界恒久平和への願い
昭和20年8月6日午前8時15分、人類史上初めて原子爆弾が広島に投下されました
投下された原子爆弾は上空600mで炸裂し、一瞬にして35万人の人々と街を襲いました
そんな悲惨な事を2度と繰り返してはならないと、平和の灯は燃え続けています
台座に灯る火は、昭和39年(1964年)年の8月1日に灯火されて以来、消えることなく燃え続けており、核兵器が廃絶されるまで燃え続けるという反核の願いの象徴となっています
しかし一向に消える気配はありません
核兵器廃絶どころか、増産するとどこかの大統領は言っています
原爆が炸裂したのは広島県産業奨励館、現原爆ドームの南東160m付近の上空でした
鉄骨が剥き出しになり、被爆時のままの姿を残しています
核兵器廃絶と恒久平和を訴えるシンボルとして、1996年に世界遺産に登録されました
この日も多くの人が原爆ドームや平和記念公園、広島平和記念資料館を訪れていました
何を感じたのでしょうか?
ここを訪れた人々が平和の大切さ尊さを伝え、核兵器廃絶に向けた意識を持つ事が大切ではないでしょうか?
昭和20年8月6日午前8時15分、人類史上初めてリトルボーイと言う原子爆弾が広島に投下されました
リトルボーイとは、第二次世界大戦においてアメリカ軍が広島市に投下した原子爆弾のコードネームであります
いわゆる広島型原爆であり、 人類史上初めて実戦で使用された核兵器であります
全長3.2メートル、直径71cm、重量は4トンで、60キログラムのウラン235を核物質として使用し、15キロトンの威力があったとされます
核物質同士を衝突させて臨界に到達させる「ガンアセンブリ」という単純な構造で、事前の実験もしないまま広島に投下されました
2016年5月27日にオバマ大統領が広島に来ました
現職の大統領としては初めての事です
周知のように唯一の原爆使用国アメリカでは、現職大統領の被爆地訪問はタブーでした
71年間も大統領の広島訪問が実現しなかったのは、「原爆投下はその後の日本本土上陸作戦で失われる、多くの米兵の命を救った」という理論が今もアメリカで大勢だからであります
つまり、米社会では原爆投下に対する“謝罪”など許されない事なのです
どんなかたちであれ、広島を訪問することは「謝罪」と受け取られかねないため、それは「実現するはずのない」出来事でありました
色々な意見があると思いますが、自分は大変良い事だったと思います
大英断と言っても過言では無いと思います
1人でも多くの世界の指導者が、広島に来るべきです
広島だけでなく多くの戦争関連施設に行き、戦争がどれほど悲惨で無為な物か自分の目でしっかりと見るべきだと思います
そうすれば、自ずと悲惨な戦争は減るのではないでしょうか?
膨大な戦費を食糧難であえぐ子供たちを助けるために使ったらどれほど有効でしょうか?
現職の大統領に広島に来てもう為、平和への思いを「オバマ氏への手紙」として書いてもらうキャンペーンを行ったそうです
広島県知事を初め、広島市長、被爆者、主婦、子供たちなど、幅広い層からオバマ氏への手紙は集まって行ったそうです
その多くの手紙には、アメリカに謝罪を求めたり恨みを書いた手紙は無かったそうです
とにかく広島へ来てほしい、そして広島から核廃絶の祈りを発信してほしいと言うものだったそうです
素晴らしい考えだと胸が熱くなります
恒久平和を求めると言う事は、まず恨みや報復の連鎖を無くす事ではないでしょうか?
生意気な事を言ってしまいますが、どこかで誰かがこの報復の連鎖を断ち切らなければ、悲劇は永遠に繰り返されるような気がします
きれいごとは言うなと厳しい意見も出るかと思いますが、戦争の犠牲になるのは多くの子供や女性たちです
飽食の日本では実感できるはずはありませんが、食べるものが無く栄養失調や飢餓による感染症などで亡くなる子供たち
あるいは内戦などによる死の恐怖、それらがどう言うものか想像してみて下さい
世界各国の指導者を初め、世界の1人1人が考える時が来ているのではないかと思います
その第一歩として、まずは各国の指導者がこのような戦争関連施設に足を運ぶべきではないかと思います
参考までに、前回広島訪問時の記事も見て頂けたらと思います
https://yukemuri-manpuku.at.webry.info/201807/article_7.html
https://yukemuri-manpuku.at.webry.info/201807/article_8.html
大した知識も無いのに生意気な事を言って申し訳ありませんが、こんな自分でも広島などの戦争関連施設を見学すると平和の尊さを痛感し、1人でも多くの方に伝えたいと思ってしまいます
核兵器の廃絶と世界恒久平和へについて、あらためて一人一人が考える時期に来ているのではないかと思います
投下された原子爆弾は上空600mで炸裂し、一瞬にして35万人の人々と街を襲いました
そんな悲惨な事を2度と繰り返してはならないと、平和の灯は燃え続けています
台座に灯る火は、昭和39年(1964年)年の8月1日に灯火されて以来、消えることなく燃え続けており、核兵器が廃絶されるまで燃え続けるという反核の願いの象徴となっています
しかし一向に消える気配はありません
核兵器廃絶どころか、増産するとどこかの大統領は言っています
原爆が炸裂したのは広島県産業奨励館、現原爆ドームの南東160m付近の上空でした
鉄骨が剥き出しになり、被爆時のままの姿を残しています
核兵器廃絶と恒久平和を訴えるシンボルとして、1996年に世界遺産に登録されました
この日も多くの人が原爆ドームや平和記念公園、広島平和記念資料館を訪れていました
何を感じたのでしょうか?
ここを訪れた人々が平和の大切さ尊さを伝え、核兵器廃絶に向けた意識を持つ事が大切ではないでしょうか?
昭和20年8月6日午前8時15分、人類史上初めてリトルボーイと言う原子爆弾が広島に投下されました
リトルボーイとは、第二次世界大戦においてアメリカ軍が広島市に投下した原子爆弾のコードネームであります
いわゆる広島型原爆であり、 人類史上初めて実戦で使用された核兵器であります
全長3.2メートル、直径71cm、重量は4トンで、60キログラムのウラン235を核物質として使用し、15キロトンの威力があったとされます
核物質同士を衝突させて臨界に到達させる「ガンアセンブリ」という単純な構造で、事前の実験もしないまま広島に投下されました
2016年5月27日にオバマ大統領が広島に来ました
現職の大統領としては初めての事です
周知のように唯一の原爆使用国アメリカでは、現職大統領の被爆地訪問はタブーでした
71年間も大統領の広島訪問が実現しなかったのは、「原爆投下はその後の日本本土上陸作戦で失われる、多くの米兵の命を救った」という理論が今もアメリカで大勢だからであります
つまり、米社会では原爆投下に対する“謝罪”など許されない事なのです
どんなかたちであれ、広島を訪問することは「謝罪」と受け取られかねないため、それは「実現するはずのない」出来事でありました
色々な意見があると思いますが、自分は大変良い事だったと思います
大英断と言っても過言では無いと思います
1人でも多くの世界の指導者が、広島に来るべきです
広島だけでなく多くの戦争関連施設に行き、戦争がどれほど悲惨で無為な物か自分の目でしっかりと見るべきだと思います
そうすれば、自ずと悲惨な戦争は減るのではないでしょうか?
膨大な戦費を食糧難であえぐ子供たちを助けるために使ったらどれほど有効でしょうか?
現職の大統領に広島に来てもう為、平和への思いを「オバマ氏への手紙」として書いてもらうキャンペーンを行ったそうです
広島県知事を初め、広島市長、被爆者、主婦、子供たちなど、幅広い層からオバマ氏への手紙は集まって行ったそうです
その多くの手紙には、アメリカに謝罪を求めたり恨みを書いた手紙は無かったそうです
とにかく広島へ来てほしい、そして広島から核廃絶の祈りを発信してほしいと言うものだったそうです
素晴らしい考えだと胸が熱くなります
恒久平和を求めると言う事は、まず恨みや報復の連鎖を無くす事ではないでしょうか?
生意気な事を言ってしまいますが、どこかで誰かがこの報復の連鎖を断ち切らなければ、悲劇は永遠に繰り返されるような気がします
きれいごとは言うなと厳しい意見も出るかと思いますが、戦争の犠牲になるのは多くの子供や女性たちです
飽食の日本では実感できるはずはありませんが、食べるものが無く栄養失調や飢餓による感染症などで亡くなる子供たち
あるいは内戦などによる死の恐怖、それらがどう言うものか想像してみて下さい
世界各国の指導者を初め、世界の1人1人が考える時が来ているのではないかと思います
その第一歩として、まずは各国の指導者がこのような戦争関連施設に足を運ぶべきではないかと思います
参考までに、前回広島訪問時の記事も見て頂けたらと思います
https://yukemuri-manpuku.at.webry.info/201807/article_7.html
https://yukemuri-manpuku.at.webry.info/201807/article_8.html
大した知識も無いのに生意気な事を言って申し訳ありませんが、こんな自分でも広島などの戦争関連施設を見学すると平和の尊さを痛感し、1人でも多くの方に伝えたいと思ってしまいます
核兵器の廃絶と世界恒久平和へについて、あらためて一人一人が考える時期に来ているのではないかと思います
この記事へのコメント
1人でも多くの人に見て頂きたいです
できる事なら修学旅行などで見学していただきたいですよね
これまでに色々な戦争関連施設を見学しました
例えば知覧の特攻会館、沖縄のひめゆり平和祈念資料館、もちろん長崎の原爆資料館も見学しました
海外では先日のポルポト関連、ベトナムではベトナム戦争証跡博物館
どれを取っても悲惨では無い戦争などは無いんですよね
多くの一般の人にも見て頂きたいですが、世界各国の指導者は絶対見るべきだと思います
そうすれば自ずと戦争は良くないと、絶対してはいけないと思えるはずだと思うんですけどね・・・
余談ですが、このような話を中学の教師に話し、修学旅行で知覧とかに行ってもらいたいなぁって話をしたら、知覧ってなんですか?って言われちゃったんです
さすがにズッコケましたよ(笑)
教育者がこれでは、推して知るべしですよね・・・
キューバ危機は実体験していませんが、米ソ冷戦中はソ連が北海道に攻めてくるのではないかとかいう恐怖がありましたが、現代はそれとは違ったたちの悪い混沌に支配されているような気がします
あんな事を言えば他の国だって対抗措置的に我も我もとなりますよね
確かに中規模的な国は一体何を考えているのか分かりませんからね
まぁ大国もいまだによその国に侵攻したりして、何を考えているのか分かりませんけどね
それと世界のトップを目指している大陸の国ですが、東シナ海を我が物顔で自分の領海とし、勝手に埋め立てて軍事利用したり
どうにか止められないものですかね・・・
もちろん、被害は甚大なものでしたし、その被害の大きさを考えたら100年間ぐらいかかるように思うけど、広島へ行って、人間の生命力っていう意外とスゴイんだなあと、思いましたよ。
おっしゃる通り、人間のパワーって凄いなぁって思います
阪神淡路大震災からの復興も凄いですよね
でも東北はイマイチ遅いですよね
政府がもう少し本腰入れるべきだと思いますよ
ある意味オリンピックの前にやるべき事があるだろうって言いたい気も半分有ります
それが話題になるたびに思います。
当時は非戦闘員の殺傷は違法ではなかったのかと。
今の戦時国際法では許されたないはずですよね。
それなのに、悪びれずにそういう主張を繰り返す神経が理解できません。
オバマさんや民主党の主流は正当化論に与しないとは思いますが、共和党はねえ。
あまり政治的なことを書き込むのは慎むべきですけど、原爆のことを思うと、つい筆がすべります。
本来は戦争が再び行われなければ良いのですが、現実的にはいまだに紛争や争いが絶えませんよね
と言うか、内戦がらみの収拾がつかない戦争状態の国もありますしね・・・
だからこそ各国の指導者たちは、このような戦争関連施設を見てほしいですよ
と言っても、見たからと言って無くなる事は無さそうですけどね