元祖つけ天 ・ 角平

今日は無性につけ天が食べたくなって、角平に突撃しました

角平は有名なのでご存知の方も多いと思いますが、簡単に説明しますね

平沼の角に店を構えた事から角平、かどへいと言う店名になったそうです

つけ天を考案した店として有名で、元祖つけ天として人気のお店です

温かいそば汁に大きな海老天を入れ、それで冷たいそばを食べるのがつけ天であります


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ジャ~ン、元祖つけ天で~す


つけ天1210円+そば大盛り110円、合計1320円であります


いや~、それにしても久しぶりのご対面です




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角平は当時多くの政治家が食べに来る店でした


岸信介総理なども食べに来た写真が飾ってあります

http://www.kadohei.com/about.php

今でもかなりの人気店でありますが、そば自体はご愛嬌と言った感じです


そば自体は二八もいってない感じです


恐らく三七、もしくは四六ぐらいの割合だと思われます


※ 角平の角の文字ですが、正確には真ん中の棒がつき抜けた字を使っています




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つけ汁は大き目の器で、熱々のまま供されます


ごま油の風味がする大きな海老天が、誇らしげに入っています


中には小さなかまぼこも入っています


以前は生の柚子の皮が入っていましたが、いつの間にか見かけなくなったんですよね


その代り、粉末の柚子がテーブルに備わっているんですよね・・・



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ハッキリ言って、そばのクオリティは高くはありません


角平にそばを食べに行くのではなく、つけ天を食べに行くのです


そばではなく、元祖つけ天を食しに皆足を運ぶのであります


だから、けしてそばのクオリティを期待してはいけませんよ


ではなぜ食べに行くんだ?


それは浜っ子だからです





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つけ天の楽しみは、〆のそば湯と言っても過言ではありません


海老天の風味とごま油の香り


複雑な出汁の香りととやや甘めのカエシ


それらが相まって何とも言えない美味しさなんですよね~


時々無性に食べたくなる理由はこの辺にあるような気がします


恐らく関西の方には受け入れられないような汁ですが、それでも良いんです


横浜人が美味しいと言えばそれで良いんです


関西人に迎合する気は一切ありませんからね


これぞ横浜が誇る元祖つけ天なんです





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つけ天発祥の角平


そばを食べに行くのではなく、つけ天を食べると言う気持ちで行って下さい


そばではなくつけ天、これが大事です


横浜が誇る元祖つけ天、気になる方は是非一度!

この記事へのコメント

2018年11月08日 20:27
これは知らないで飛び込むと、ちょっと異様な光景ですね。私、最初に写真を見て、蕎麦ツユはどこ?と思いました(笑)。丼に海老天が1匹泳いでいるのも不思議な景色ですよ。横浜に行く機会が有れば、関西代表で食べてみたいですね。(^^♪
2018年11月08日 21:15
自分は10代の頃から慣れ親しんでいるけど、やっぱり他県の方々はビックリなんでしょうね
つけ汁はそばつゆと天つゆの中間ぐらいって感じで、やや甘めで醤油も濃くなっています
だから関西の方には受け入れられそうに無いんですよね・・・
でもどんな評価が出るのか楽しみです!
2018年11月10日 01:15
麺を褒めてはいないようですが、ビジュアル的には、すごく美味しそうです。
特に、大きな海老のてんぷらが、存在感大。
これは、食べてみたいです。
2018年11月10日 13:50
ハッキリ言って麺のクオリティはイマイチです
まぁ普通ってところでしょうかね
でもつけ天の言う一つの商品としてみると完成度は高いんです
かなり味が濃いめなので、関西の方には不向きですが、濃い味もお好きな凡蔵さんの口にはきっと合うと思います
横浜の名物なので、チャンスがありましたら是非一度!
2018年11月11日 14:17
お、角平ですね
ここはどうしても車置くのが不便な印象がありますが、浅間町辺りに置いとけばいいのですかね
それと、そもそもここですとだらだら呑みたい気分ですので電車かな?

つけ天美味しそうですね、胡麻油の天婦羅はやはりいいですよね
老舗ですし、麺も今更変えるより、おっしゃるようにこれはこれでお店の色としていいのかもしれませんね

最近蕎麦店に入るということが少なくなってしまいましたので(ダイエットとかでなく、10年くらいの期間で)、昨日も大船辺り通って蕎麦店見かけ、行ってみたいな、なんて思っていたのでした

土曜の昼にでもふらっと寄ってみたいです
2018年11月11日 15:35
久しぶりにつけ天を食べてきました
え~と、実は裏の高架下に1台だけ駐車場があるんです
もちろん今回も確保できましたよ(^^)v
あまり知られていないので、早めに行けば大丈夫だと思います
もしダメでも近くにコインパーキングがありますが、一方通行や右折禁止が絡んでいるので注意して下さいね!

そうですね、今さら麺を変えるよりも今まで通りの方が角平っぽいですよね(笑)
全体でひとつの料理と見なせば良く、相対的に楽しめれば十分ですよね
それにしても、やはりつけ天はほぼ横浜だけのようですね
他県の方はあまり知らないようなんですよね

びーぽんさんは最近蕎麦屋には行ってないんですね
たしかに思い切らないと蕎麦屋ってなかなか入りませんからね
でもたまには良いもんですよ
気が向いたら是非!
2018年11月13日 01:52
「関西人に迎合する気は一切ありませんからね」というのに笑ってしまいました!なるほどここの汁は味の濃い関東風なんですね。見ただけで分かります。大きなどんぶりにつけ汁が来るというのは初めて見ました。みなとみらいの辺りは年に一度は行きますので、今度ぜひ行ってお昼を食べたいと思ってます。
2018年11月13日 06:51
関西人云々は冗談です
時々真っ黒いおつゆは不味くて飲めない!ってな事を関西の方は得意になって言うから、つい嫌味っぽく言ってしまいました
好き嫌いは別に、関東の醤油の濃い文化をバカにされると良い気持ちはしませんからね
実際関西のうどんつゆは、色は薄くても塩分はかなり濃いですからね

こちらのお店は平沼にあるので、みなとみらいからもさほど遠くはありません
つけ天として食べるならお奨めですが、お蕎麦自体の美味しさを求めるならばすぐ近くの田中屋さんの方がお奨めです
刻み鴨せいろで有名な、みなとみらいの香炉庵の店主が修行した店です
実際田中屋の方が歴史があります
参考までにURLを貼り付けておきます
https://yukemuri-manpuku.at.webry.info/201604/article_1.html
こちらの天丼セットが特にお奨めです!
2018年11月15日 20:32
わざわざURLもつけて下さってありがとうございます。どちらがいいか迷っています。(よだれ)
2018年11月18日 23:21
いえいえどういたしまして
どちらもそれぞれ違った美味しさがあるので、できたら両方行っちゃって下さい(笑)
2018年11月24日 00:49
これはそば史における重要なお店のようですね。
温かいつけ汁に天ぷらを入れて、冷たいそばを食べるスタイルは神田の室町砂場が始めたとされていて、自分もそう信じ切っていたのですが、別のルーツもあるということですね。
いろいろな文献を読みましたが、こちらのお店のことは見たことないので、勉強になりました。
立派な海老天が入ってるんですね。
室町砂場の天婦羅とは偉い違いです。
たぶんCPもこちらの方が断然良いんでしょうねえ。
哀しいかな、ちと遠いので、気軽には行けません。
2018年11月24日 18:55
自分はそば史については何も分からないのですが、指摘されちょっと室町砂場について調べてみました
温かい汁で冷たいそばを食べるようになったのは、正確にいつからかと言うのは記録が無いようですね
でも店の歴史から言うと砂場の方が先かもしれませんね

ここ角平の方が田中屋よりも老舗だと思っている横浜市民も多いのですが、実際は平沼田中屋の方が創業は20年も早いのです
また歴代総理や著名な政治家が訪れている事から、なんとなく老舗で元祖と思っているのかもしれませんね

角平は横浜ではかなり有名で、りうさんがご存知ないのは意外でした
ただ、肝心のそばですが、そば粉の割合はかなり低いと推測できるんです
たぶん6割ぐらいではないでしょうかね?
立ち食いそばに毛が生えた程度なんです・・・
しかし横浜市民はつけ天と言う一つの料理として楽しんでいますし、ファンもけっこう多いのも事実です

そば自体の美味しさならば、田中屋の方が断然上です!

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