カンボジアの旅 8 ・ 幸せとは・・・

風呂に入りながら幸せとはなんだろう? ふとそんな事を考えた

カンボジアの人は貧しいはずなのに心は豊かだと言うような事を書き、それに対し皆さんから寄せて頂いたコメントを思い返していました
https://yukemuri-manpuku.seesaa.net/article/201611article_7.html

幸せの尺度は人それぞれ、考えたところで結論が出るものでもない

結論が出ない事を考えるのはやめようと思ったが、なぜだかこの事が頭から離れない・・・

ところで自分は幸せなんだろうか?

ネットで色々な幸福度ランキングなどを見ていたら、興味深い記事と出会いました


画像



この新聞への投稿を見て、皆さんはどう感じましたか?


ベトナム青年に、痛いところをズバリと指摘された気がした


それと共に、会社や組織への貢献ばかり考え、自分の成果を自分が享受する事を忘れていると思う青年の意見に対し、全くその通りだと思いました


自分も以前はそうだったが、今は違う


会社も大事だか、自分の人生が一番大切である


「人生一度きりだから、楽しまなくっちゃ」をモットーに、それを実践しているつもりであります


まぁまぁ健康で、自分の好きなものを食べる事ができ、時々旅行も楽しめる


給料は安いし、労働条件も良くない


有休は全て消化する主義だが、これを実践するのはかなり勇気がいる事だ


その為の努力もかなり必要だ


でもその分、自分なりに最大限に楽しんでいると思っている


旅行に行けるから幸せだと思ってはいないが、自分の好きな事が出来るのは幸せな事だと思う


ベトナム青年は物質的豊かさは幸せにつながるとは限らないと書いています


自分と同じ意見で凄く嬉しいし、この辺りに答えがあるように思いました



絵を描く事が幸せと感じる人もいるだろうし、家族と一緒に過ごす時間を幸せと感じる人もいるでしょう

高価なブランド品を持つ事が幸せと感じる人もいるでしょう

一生懸命仕事をし、成果が伴ったり会社に貢献できた事が幸せと感じる人ももちろんいるでしょう

「分かってはいるが、家族の為に一生懸命仕事をしなくちゃならないんだ」と言う意見ももちろんあるでしょう

でも、会社の犠牲にはなってほしくない、そう思うんですよね



色々なメディアや各機関から、世界の幸せ度ランキングなどが発表されています

2016年度の国連幸福度報告書によると、デンマークが幸福度ランキング1位とあります
http://www.afpbb.com/articles/-/3080689

高福祉の国で、まぁまぁ納得できますよね
http://blog.hanauta18.com/entry/denmark

しかし離婚率が45%であったり、近年自殺者が増えている事を考えるとどうなんでしょうね?


幸福度を計る尺度として、「人口1人当たりのGDP」「平均健康寿命」「国民の寛容さ」「人生の選択肢」「汚職の認知度」「社会的支援」の6つの指標から算出されています

別の調査機関ではスイスが第1位となっていたりします

ちなみに国連報告書では日本は53位、別の調査では90位と言う結果だったりします


幸せの国と呼ばれるブータン、ランキングでは131位なのに国民の97%が「自分は幸せ」と答えるそうです
http://tabi-labo.com/266262/bhutan/

残念ながらブータンには行った事が無いので詳しい事は分かりませんが、「どこへ行っても-空気はある」の現実逃避な旅人さんのブログでブータンの事を少し知る事ができました
http://dokoniittemo-kuukihaaru.at.webry.info/201608/article_1.html

ブログを拝見していると、やはり物質的な豊かさはないけれど、人々は幸せだと感じた

いや、ブータンにはむしろ物質的豊かさは必要ではないような気がした

このあたりはあらためて旅人さんの意見を聞きたいところですね


地球幸福度指数と言う調査で、興味深い調査結果があります

なんと、ベトナムが第5位になっているのです
http://www.viet-jo.com/news/statistics/160722031459.html
https://www.digima-japan.com/column/etc/222.html



自分は旅行で行った国が好きになる、もちろん国内でも訪れた街が好きになる事が多い

ベトナムには3回ほど行った事があるが、もっともっと行きたいと思っている

けして豊かな国ではないが不思議な魅力がある

今回のカンボジアも同じで不思議な魅力があり、是非もう一度行きたいと思っている

ベトナム・カンボジアに共通して言える事、そこに暮らす人々にあるような気がする



なんだか偉そうなことを書いてしまいましたが、酔っぱらいの独り言と軽く流して下さいネ





幸せとは何か?

それはやはり人それぞれだし、簡単に答えられるものでは無いと言うのが結論です

でも、物質的豊かさは、必ずしも幸せにつながるとは言えない

あらためて自分はそう思いました

この記事へのコメント

2016年11月19日 22:16
あれ、今回は、何か難しい内容ですね。
果たして、人は幸せじゃなくちゃダメなのでしょうか。
というのも、幸せって、ある意味、欲から発しているもののような気がします。
だから、幸せを求めた時に、幸せから遠ざかってしまうみたいな。
そもそも、資本主義社会で、幸せを求めたら、トランプさんぐらいまでいかないと満足できなくなっちゃうような気がします。
なので、どっちかというと、何かを諦めた時に、得られる、何かほっとするもの。
意外と、禁欲主義の中に幸せがあるのかも。
とはいうものの、今の私は、取り敢えずは、生きていて、こんなことをやられてもらえてるので、幸せであります。
というか、幸せのような、足りないような。
2016年11月19日 22:49
ありがとうございますm(__)m
凡蔵さん、人は幸せでなくてはダメでは無いけれど、やはり生まれて来たからには幸せであったほうが良いような気がします
億万長者にならなければ幸せだと感じない人もいるかもしれません
逆にささやかな事で幸せを感じる人もいるかもしれません
幸せの定義なんて無いし、傍から見てあの人は幸せかどうかなんてわかりません
ただ、物質的豊かさが必ずしも幸福につながるとは限らないと言う意見に自分は大いに賛成なんです
カンボジアの人たちを見ての自分が書いた事がこの論議の発端ですが、やはり少なくとも不幸には見えなかったんですよね
できる事ならもう一度カンボジアに行って、もっと現地の人と触れ合って、もっと色々な話をしてみたいなぁなんて思っています
全然まとまりのない意見でスイマセン・・・
2016年11月21日 04:55
人の幸せ度って個人差があるのでしょうね。億万長者でも、遺産争いがあったり、兄弟間で不信感を抱いていたり、あるいは過去の敵を憎み続けている人もいることでしょう。そういう人は幸せではないと思います。やっぱり「心」でしょうね。誰も憎まず、誰のことも愛せる、そして不幸があっても受け止められる。それは金持ちも貧乏も関係ない事実ではないでしょうか?貧乏で他人の豊かさを羨む人も決して幸せではありません。今日元気で一日を充実させることができたと思えば、その充足感でたっぷりと幸せを感じることができるのではないでしょうか?
2016年11月21日 06:57
こちらを拝読して、幸せとはなんだろう? と、ふと考えてみましたが、よくよく振り返ればかなり昔に結論をだしていたテーマでした

私にとって幸せ(幸せな人生)とは、しぬ間際に振り返って幸せと思える人生ということでした
途中まで幸せと思っていたのが最後に暗転して不幸と感じて終末を迎えることもあるでしょうし、他からは不幸な最後だけを捉えて不幸に見えるケースでも本人はそれまでの長い人生に幸福を感じることもあるでしょうし

じゃあ、工事現場から鉄骨が落ちてきて振り返るヒマがなかったら? との問いには、あの世で振り返ったらいい、と思うことにしています(笑)

多分に主観的、抽象的、多面的ではありますが、要は係数化出来る尺度ではないものと考えています

では今どう感じているかといいますと
幸せを実感する瞬間もありますし、もっとああしたいあれも欲しい、そうなれば幸せなのに、と思うこともありますし、そうは思っても幸せと思わなければいけないのだなあ、と考えることもあります

私は欲望も大きいので物質的な豊かさに対する希求も強いですが、それは幸い人間関係に基本恵まれているからこそ、とも思っています
2016年11月21日 12:47
私が思う「幸せ」とは、「不安が無い」ことだと思うのですが・・・
日本人の殆どは、老後が心配だそうです・・・私もだけど。
その心配を解消するために、せっせと働いて貯金をする・・でも、その貯金ですら満足ではない・・・だから、もっともっと働く。
昔、ある野球監督の奥様が、脱税(「だったかな?)で逮捕され、その脱税の理由が、「老後が心配だから」と言う!あんなに、お金持ちなのに・・・あんな人でも、心配なんだぁ・・・と、当時、私は思いました。
不安は、他にもいっぱいありますけど、私は、「時間に追われない生活」をしたいと、常々思います。
ゆけむりさんが言う、カンボジアの8時頃に寝て、日が上がったら起きるという、時間に追われない生活が、羨ましいです・・・電気が無くても。
2016年11月21日 14:05
このベトナムの青年は、日本語で立派な文章が書けて、
きっと猛勉強して留学しに来たのに、
現実が見えてきて、何か言わずにはいられなかったのでしょうね。
なんか、ゴメンねって感じです
ベトナムのような国とお互い良い点を補い合いながら、
今後も良い関係を築きたいですね…

自分的には、余り、一般的な〇〇ランキング的な調書に惑わされないよう気を付けてます。
だって、しつこいようだけど、
群馬は凄く住みやすかったし…
2016年11月21日 16:55
おっしゃる通りだと思います
究極は今日一日元気で過ごせたと感謝する心があれば幸せなような気がします
たしかにお金は必要だし、お金が無ければ満足な医療も受けられなかったり、あるいは自分の楽しみもできませんよね
でもそれとは別に幸せの本質と言うか人間本来の幸せってのがあるような気がするんです
よく中途半端に遺産があったりすると最悪だとか聞きますもんね(笑)
2016年11月21日 17:02
自分自信恐らく死ぬ時はみじめな死に方、あるいはハッピーな老後にはならないような気がするんです
あるいはもしそうなった時に不幸だと嘆かないよう、今から目一杯色々な所へ行き、好きなものを食べたりしてます
その時がもし来たら、色々な国へ行かれたのだからまぁまぁ幸せな人生だったと自分に言い聞かせる事が(納得できる)できるようにしています
自分も聖人君子ではないのでもっとお金が欲しいし、あれも欲しいこれも欲しいなんて事もちょっぴりあります
究極と言うか、ある種の理想として、南の島でのんびりと仕事もせずに暮らす事だったり、健康でアチコチの温泉に行きながら名物を食べる事ができる程度の余裕があれば良いのかなって思います・・・
2016年11月21日 17:06
おっしゃる通りですね
まず不安が無い事、それは健康であったり、金銭的な事だったりでしょうね
自分自信恐らく死ぬ時はみじめな死に方、あるいはハッピーな老後にはならないような気がするんです
あるいはもしそうなった時に不幸だと嘆かないよう、今から目一杯色々な所へ行き、好きなものを食べたりしてます
その時がもし来たら、色々な国へ行かれたのだからまぁまぁ幸せな人生だったと自分に言い聞かせる事が(納得できる)できるようにしています
時間に追われないってのも理想ですよね

年取ってリタイアしたら、南の島でのんびりと暮らす事だったり、健康でアチコチの温泉に行きながら名物を食べる事ができる程度の余裕があれば良いのかなんて思います・・・
2016年11月21日 17:15
ベトナム青年に痛いところを突かれましたよね
でも自分はその事に気づき、自分の為にちょっとづつ生きているつもりです
アジアの途上国の若者の努力と言うか、誠実さが半端じゃないですよね
真剣に習得しようと物凄く頑張っています
だから彼らを搾取するような実習生としての受け入れはやめてほしいと思っています

なるほど一般的なランキングはあまり参考にしないんですね
見る角度やその媒体によって順位が大きく違っていたり、ある種の誘導的な要素がある場合もあるから気を付けないといけませんよね
自分も基本あまりランキングに左右されないのですが、今回は記事を制作する上に置いて多用しちゃいました(笑)
おやっ? ケンミンショーで群馬をネタにされているのがお気に召さないようですね
自分は全然地方をバカにしたりしません、むしろその地方の良い所がたくさんあるので羨ましいと思っています
実際数か所でも地元と違う所で生活されているってのは、ある意味とても羨ましいと思っていますよ
あ~、唐戸市場でふぐ食べたい・・・
2016年11月22日 08:06
ベトナム青年が指摘されるように、私も定年退職するまでは、家族のため、社会に貢献するため・・・などと必死に働いてきましたね。
そのため、色々なことも犠牲にしてきたようにも思います。

定年退職してからは自分のやりたいことをやりまくってやろうと思いましたが、「さて、自分のやりたかった事って何だろう?」と思い、「人生でやりたいこと 100のリスト」を作ってみることにしました。
今はそれなりに楽しくやっていますが、「若さ」は戻ってきません。
「若い頃に、もっとやりたいことをやっておけば良かった」などと、ちょいと空しさを感じることもありますが、若い頃の頑張りが今あるのだと思うようにしています。
そして、「勤勉で真面目」と言われる日本人に生まれて幸せだったとも感じています。
何かまとまりのない文章を書いてしまいましたね・・・
2016年11月23日 08:25
なるほど、OZMAさんも現役時代はバリバリ仕事をされていたんですね
そうですよね、普通は家族の為に目一杯働きますよね
その人その人の置かれた立場で、自分を犠牲にし働かざるを得ないのが現実ですよね
でもその現役時代の頑張りがあるから今があるんでしょうね
でも若さは戻ってこない、う~ん、非常に難しいところですよね
自分は体を壊してからハッと気づきました
会社の為にもも良いですが、第一は健康で自分の為の人生でなければダメだと
定年後に人生でやりたい事の100のリスト、素晴らしい事ですよね
海外旅行などを積極的に楽しまれている様子をブログで拝見していると、まだ働いている世代の励みになりますし、自分もいつかそんな風に楽しみを見いだせれば良いなぁと思いますよ
全然まとまりのない文章ではありませんよ、貴重なご意見ありがとうございましたm(__)m
2016年12月11日 23:08
なるほど。
この青年が日本に幻滅したということは、自身も以前は成長至上主義的な考え方を受け入れていたのでしょうね。
GDPを尺度にすれば日本は偉大に思えたことでしょう。
でも、1千兆円を越す公債で支えてる繁栄です。
どこかに無理があるような気がします。
国民が疲弊してるとしても、ある意味当然かもしれない。
それから、この青年は「会社や組織への貢献ばかり考え」と書いてますが、一時代前の日本人には当てはまっても、今はどうでしょうか?
そんな人はそれほど多くないような気がしますけど。
少なくとも、自分の周りには。
例外的なのかな?
自分的には、家族を含め、心の通い合える人が何人かいてくれれば、十分幸せです。
最後の段落を読む限り、青年も今はわかってくれていそうですね。
2016年12月11日 23:19
自分の回りにはまだまだ会社に良く思われたい、なんとかそれを足掛かりに出世あるいは良い待遇を望む人がいます
取引のある会社でもそのような考えの人は多いように見受けられます
自分ですか?
今は全く無いですね
むしろ会社から厳しい目で見られても、自分の健康と楽しみを優先するスタイルを貫いています
たしかに1千兆を超す借金がありますよね
う~ん、解決は難しい気がしますが、イザとなったら必殺技を出しちゃうんですかね?

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