ドイツ&チェコの旅 25 ・ 世界最大のパズル フラウエン教会
フラウエン教会はバロック様式のプロテスタント教会で、支柱を使用しない巨大なドーム型天井が特徴です
大砲の弾を跳ね返す強固な造りで、「破壊不可能な教会」と言われていました
直接の被弾には何とか持ちこたえたものの、焼夷弾による火災で内外部が1000℃に達しました
内部にこもった熱により、1万2千トンもの丸天井を支えられず、翌日崩壊しました
その時に破壊された10万個以上の瓦礫を、ジグソーパズルのように元の位置に当てはめて再現した事から世界最大のパズルと言われています
ジャ~ン、再建されたフラウエン教会で~す


ドレスデンの街もそうですが、この教会も再建したとは思えない重厚さがあります
壁の白っぽい部分は新しい石で、黒ずんだ石は当時の石で当時のポジションに当てはめたそうです
崩れ落ちた当時の石壁です
木端微塵になった瓦礫を一つ一つ検証し、どこの部分に使われていたかを最新技術を駆使して割り出したそうです
できる事なら内部の見学をしたかったのですが、そこがツアーの辛いところ
予定に入っていないので、目の前まで来ても見る事はできずスルーです
えっ?
教会なんか好きじゃないんだから、見なくても良いだろうって?
いやいやこの教会は特別ですよ
中を見学し、上まで登って街全体の景色を眺めてみたかったですよ・・・
ドレスデン王宮の東側にある「君主の行列」です
高さ8m、全長約100mの外壁の壁画で、25,000枚以上のマイセン磁器タイルが使用され、歴代35人のザクセン君主が描かれています
激しいドレスデン爆撃の中でも、この壁画は奇跡的に残ったそうです
ゼンパー・オーパーです
かつての王立宮廷劇場であり、現在はザクセン州立歌劇場となっています
公演がある夜はライトアップあされ、とても美しく浮かび上がるそうです
ツヴィンガー宮殿です
王国の繁栄ぶりを示すバロック建築の博物館群であります
ザクセン・バロック建築の最高傑作とされる宮殿で、18世紀のアウグスト強王の時代に建造されました
1992年に再建され、現在はアルテ・マイスター絵画館や数学物理学サロン、アウグスト強王が収集した陶磁器コレクションを見る事ができます
アルテ・マイスターで有名な絵を見て来たんですが、どれがどれだか全く分からなくなりました
だから適当に4枚ほど・・・

いかがでしたでしたか世界遺産を返上した街ドレスデンは?
自分自身は世界遺産には全くこだわらないのですが、最近は名ばかりの世界遺産が多いように感じています
世界遺産の乱発と言うか、あまりに数が多過ぎて世界遺産と言う称号の価値が下がっている気がします
もちろん世界遺産と呼ぶにふさわしい素晴らしいものもたくさんあります
登録前と登録後、それにかかわる人たちの思惑
登録されたとたん押し掛ける観光客
・・・
登録返上と言うより剥奪されたドレスデン
世界遺産云々にかかわらず、大変素晴らしい街だと思いました
極々簡単に街歩きをしましたが、できる事なら1泊してじっくり見てみたいです
自分の中の、もう一度行きたい街リストに登録いたしました・・・
大砲の弾を跳ね返す強固な造りで、「破壊不可能な教会」と言われていました
直接の被弾には何とか持ちこたえたものの、焼夷弾による火災で内外部が1000℃に達しました

内部にこもった熱により、1万2千トンもの丸天井を支えられず、翌日崩壊しました

その時に破壊された10万個以上の瓦礫を、ジグソーパズルのように元の位置に当てはめて再現した事から世界最大のパズルと言われています

ジャ~ン、再建されたフラウエン教会で~す



東西ドイツに分裂後、ドレスデンは旧東ドイツとなったため、共産主義の有力者はそれほど再建を重視してはいなかったようです
それどころか、戦争の傷跡として残されていた瓦礫の山も取り払われようとしていました
1990年に東西ドイツが統一すると、再建運動が高まり世界にも発信されました
世界中の個人、企業、団体から資金が寄付され、再建工事が1994年に開始され11年という長い歳月をかけてフラウエン教会は元の美しい姿に甦ります
ドレスデンの街もそうですが、この教会も再建したとは思えない重厚さがあります

壁の白っぽい部分は新しい石で、黒ずんだ石は当時の石で当時のポジションに当てはめたそうです

崩れ落ちた当時の石壁です
木端微塵になった瓦礫を一つ一つ検証し、どこの部分に使われていたかを最新技術を駆使して割り出したそうです

できる事なら内部の見学をしたかったのですが、そこがツアーの辛いところ

予定に入っていないので、目の前まで来ても見る事はできずスルーです

えっ?
教会なんか好きじゃないんだから、見なくても良いだろうって?
いやいやこの教会は特別ですよ

中を見学し、上まで登って街全体の景色を眺めてみたかったですよ・・・

ドレスデン王宮の東側にある「君主の行列」です
高さ8m、全長約100mの外壁の壁画で、25,000枚以上のマイセン磁器タイルが使用され、歴代35人のザクセン君主が描かれています
激しいドレスデン爆撃の中でも、この壁画は奇跡的に残ったそうです
ゼンパー・オーパーです
かつての王立宮廷劇場であり、現在はザクセン州立歌劇場となっています
公演がある夜はライトアップあされ、とても美しく浮かび上がるそうです

ツヴィンガー宮殿です
王国の繁栄ぶりを示すバロック建築の博物館群であります
ザクセン・バロック建築の最高傑作とされる宮殿で、18世紀のアウグスト強王の時代に建造されました
1992年に再建され、現在はアルテ・マイスター絵画館や数学物理学サロン、アウグスト強王が収集した陶磁器コレクションを見る事ができます
アルテ・マイスターで有名な絵を見て来たんですが、どれがどれだか全く分からなくなりました

だから適当に4枚ほど・・・

いかがでしたでしたか世界遺産を返上した街ドレスデンは?
自分自身は世界遺産には全くこだわらないのですが、最近は名ばかりの世界遺産が多いように感じています
世界遺産の乱発と言うか、あまりに数が多過ぎて世界遺産と言う称号の価値が下がっている気がします
もちろん世界遺産と呼ぶにふさわしい素晴らしいものもたくさんあります
登録前と登録後、それにかかわる人たちの思惑
登録されたとたん押し掛ける観光客
・・・
登録返上と言うより剥奪されたドレスデン
世界遺産云々にかかわらず、大変素晴らしい街だと思いました
極々簡単に街歩きをしましたが、できる事なら1泊してじっくり見てみたいです
自分の中の、もう一度行きたい街リストに登録いたしました・・・
この記事へのコメント
それにしても、美しい建物が沢山あるんですね。
写真を見ると、高層ビルなどなさそうですが、都会ではない感じなんでしょうか。
世界遺産に関しては、ドイツのビールを、世界遺産に認定して欲しいですね。
それと、ビールを飲んで、酔っぱらうドイツ人も、世界遺産。
なんて、そんな笑いのある世界遺産を、誰か作ってほしいな。
でも、ドイツでも最近は、飲む人が少なくなったとか。
酔っぱらいの世界遺産を維持するのも、本物の世界遺産と同じぐらい難しそうですね。
ヨーロッパは、行く前に、その歴史について、少し調べて行ったら、面白いでしょうね。
私は、どちらかというと、旅行をして、好きになって帰って来てから、調べるタイプなんですが、ゆけむりさんは、行く前に調べていかれるタイプじゃないですか。
どちらにしても、好きな国が増えるのは、楽しいですよね。
私もツアーで行ったので中は全然見てません
1泊じゃ無理な気がするので最低でも2泊ぐらいで、じっくり見たり歩いたり食べたりしたいですね
どの写真を見ても、愛おしく思います。
フラウエン教会の内部が見れなかったのは、非常に残念ですね。
でも、観光客が極端に少ない時期に私は行きましたが、それでも、フラウエン教会の中は人でいっぱいでした。だから、湯けむりさんが行かれた時は、もしかしたら、もっともっと人でいっぱいで、疲れるだけだったかもしれませんね。
緑の丸天井とか新しい丸天井とかも、人でいっぱいでした。展示品があまりにも多くて、全部見たら、疲れましたよ。入場料も、高かった記憶があります。事前に家からネット予
約しましたが、当日では、買えないという情報があったからです。ネット予約と言うより、ネット購入です、クレジットカードで購入でしたから。多分、オフシーズンに行かれた方がいいと思います。
シュバイネブラーテンを召し上がられたのですね。私は、ザウアーブラーテンでした。もう一度、食べに行きたいです!
まさに中世の街並みが残っている感じで、旧東欧独特の雰囲気が残った街です!
自分の中で再訪したい街10選を選ぶとしたら、ドレスデンはランクインしましたね
素敵な街はたくさんあるので順位を付けるのは難しいですが、そんなまた行きたくなる街と出会えるのも旅の醍醐味ではないかと思っています!
前々から行きたかったクロアチアなどは何度もガイドブックを読みましたが、正直言ってドイツはツアーに申し込んでからガイドブックを買いました
だから行く前に調べる場合と、行ってから好きになって調べ直す国と両方あります
荘ですね、ドイツのビールも世界遺産に認定してほしいですが、チェコのビールも認定してほしいです
酔っ払うドイツ人もですか?
凡蔵さんの発想は愉快ですね、なんとなく分かる気がします(笑)
自分はスイスのヨーデルやスペインのフラメンコなども、認定してほしいなぁ~
日本だと津軽三味線や沖縄民謡も、なんて言うとキリが無いですね(^_^;)
いずれにしても知らない国へ行き、その国の文化や歴史、食文化に触れるのは実に楽しいです
一度行ったらもっと好きになり、また行きたくなったりするので旅の欲望は尽きる事が無いと思います・・・
朝日に輝く街や、夕日に染まる街
漆黒の闇にライトアップされて浮かび上がる大聖堂とか、そんなのも見れたら最高でしょうね~
自分の中の再訪したい街10選にランキングしました!
でもそれぞれ良い街も多く、旅の欲望は尽きませんよね
フラウエン教会の内部は是非とも見たかったです
例え混雑していても、見たのと見ないのでは雲泥の差がありますからね・・・
本場のドイツ料理は美味しいですね!
もっともっと色々な料理を食べてみたいです
そして色々なビールもね(笑)
でも、そういうことなんです、言いたいのは。
日本でも、有形の物には、国宝とか重要文化財とかあって、それとは別に、人が継承してきた無形のものにも人間国宝とかあるように、
そんな高尚なものでなくても、民間で受け継がれてきたものも、大切にしたいなということなんですよね。
なので、ゆけむりさんのヨーデルやフラメンコも、私は、実際には見たことがないのですが、世界遺産に認定してほしいですね。
って、言い出すと、あれもこれもと、止まらなくなりますね。
それだけ、素敵なもの、残したいものが、沢山あるんですよね。
色々な意見や考えが聞く事ができるのも、またブログの楽しい所だと思います!
そうですよね、無形文化財や人間国宝などは良い例ですよね
おっしゃるとおり、江戸しぐさの傘かしげのような心づかいも継承すべき日本人の心意気と言うか文化のような気がするんですよね
最近は忘れられがちですが、大切に伝えて良ければなんて思っています
そうですよね、まだまだ日本は捨てたもんじゃないと思っています!
文化財を重視する姿勢もさることながら、時間軸も違うのかもしれませんね
教会などを中心とした欧州の街並みは未体験ですので実感が湧かない部分もありますが、ゆけむりさんも再訪したいとのことですし、よくよく素晴らしい街なのでしょうね
全くです、瓦礫を集め、どこに使われていたかまで調べて同じ場所に使うなんて、そんな気が遠くなるような作業をよくしたものだと感心しちゃいますよ
街並みやその景観も素敵なのですが、その街に流れる時間と言うか雰囲気と言うものがこれまた素敵なんですよね、そんな所に惹かれてまた来たいなぁなんて思うんです
此処が無傷だったのは、本当に不思議です。
私がドレスデンに到着したとき、
時間的に日没頃で、
肉眼ではライトアップを楽しめたのですが、
写真は殆どピンボケでした(当時のデジカメの機能がショボくて)
フラウエン教会も、手元の写真はボケボケなので、
こんなにモザイク柄になっていたのか!と、今、改めてじっくり見させて頂きました
ツヴィンガー宮殿も懐かしいです
ドレスデンに行かれて、ホントに良かったですね!
火災による熱にも耐えたんでしょうかね?
ドレスデンは日没頃だったんですか
でもライトアップされた街はかなり美しかったのではないでしょうか?
昔のデジカメと今のとでは、夜とか手ブレに対する性能が全然違いますもんね!
う~ん、ピンボケが多かったのは残念ですよね
こうして見ると教会の壁に当時の黒ずんだ石が使われているのが良く分かりますよね
この教会は中に入ってみたかったです・・・
ハイ、ドレスデンに来る事ができたおかげで、ドイツを好きになっちゃったし、恐らく他にも素敵な街があるのではと思うようになり、チャンスがあったらまたドイツに来てみたいと思うようになりました!