クロアチアの旅 11 ・ クロアチアってこんな国

クロアチア共和国は、東ヨーロッパ、バルカン半島に位置する共和制国家で、本土では西にスロベニア、北にハンガリー、東にボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビアと国境を接しています

南はアドリア海に面し、飛び地のドゥブロヴニクでは東にモンテネグロと接し、アドリア海に浮かぶ中世の宝石と讃えられています

1991年に、それまで連邦を構成していたユーゴスラビア社会主義連邦共和国から独立しました


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クロアチアの国旗です

赤・白・青の三色はスラブ地域でよく使われる色ですが、ロシア旗の影響ではなく古くからあった紋章の色に由来していそうです

赤のチェックはクロアチア国王の紋章で、その上部に古クロアチアの5地域の紋章が配されています

赤色は尊い血の犠牲を表し、白はまばゆく輝く光明、青は澄み渡る空を表しています



正式国名:クロアチア共和国 (Republika Hrvatska)


面積:5万6,594平方キロメートル(九州の約1.5倍)


人口:約449万6000人


首都:ザグレブ


公用語:クロアチア語


通貨:クーナ(HRK) 旅行時は1クーナは約18円でした


日本との時差:-8時間


電圧は220VでプラグはC型、英語はほぼ通じるがレストランなどで通じない事もある

水道水を飲んでも問題ないが、ミネラルウォーターお買うのがお奨め

物価は他のヨーロッパ地域に比べると全体的に低めですが、外食は若干高い場合もある

原則としてユーロは使えないので、クーナとカードを併用するのがお奨めです

治安はわりと良く、トイレはチップ制が多いので、常に小銭を用意しておくと安心です









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7世紀頃 スラブ人が定住

10世紀前半 トミスラブ公がクロアチア王国建国

1527年 ハプスブルグ家の支配下に入る

1918年 セルビア人・クロアチア人・スロベニア人王国(後にユーゴスラビア王国と改称)建国に参加

1941年 第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの傀儡国「クロアチア独立国」樹立宣言

1945年 社会主義ユーゴスラビア連邦の構成共和国の一つとして発足

1991年 ユーゴスラビアより独立宣言

1992年 国連加盟

2005年 EU加盟交渉開始

2009年 NATO加盟

2013年 EU加盟



クロアチアの国土は大まかに中央クロアチア、スラヴォニア地方、ダルマチア地方、イストリアの4地方に分かれます

ドゥブロヴニク地方は、ボスニア・ヘルツェゴヴィナのネウムによって分離され飛び地となっていますが、国境通過はこの部分だけは簡素化されています

それでも他国を通過せずに移動できるようにするため、ドゥブロヴニク側から伸びるペリェシャツ半島とクロアチア本土との間に、長大橋「ペリェシャツ橋(英語版)」の建設計画が存在したが、その後計画は中止されました

しかし最近になって長大橋計画が再燃したので、数年後には建設が始まるかもしれません



2003年には約1万6千人であった日本からの旅行者数が、2009年以降15万人前後で推移しているそうです


1月平均だと12,500人、1日平均だと約416人です


30人前後のツアー団体が、およそ14グループって事になりますね


う~ん、けっこう行っている人は多いようですね


クロアチアはバルカン半島にある国の一つで、アドリア海を挟んでイタリアの対面に位置しております


クロアチアはネクタイの発祥の地で、101匹ワンちゃんのモデルとなったダルメシアンもクロアチアの犬種です


ワインの生産も盛んで、ビールやラキアと言う蒸留酒も有名です


アドリア海のシーフードや、土鍋のような器に肉や野菜、魚を入れ炭火で蒸し焼きにする「ぺカ」と言う伝統料理も有名です

イタリアやオーストリア、ドイツ、ハンガリー、トルコなど周辺国の影響受けたクロアチア料理は、どれも美味しいと評判です


まぁざっとですが、クロアチアってこんな国です


自然あり、中世の街並みあり、美味しいシーフード、美味しいワイン、美味しいビールがあるってんですから、魅力満載ですよね~




この記事へのコメント

2015年12月08日 21:59
クロアチアは実は自分には多少のご縁のある国です。
大学時代の先輩がザグレブ大学の大学院に留学、修士を取得して帰国していろいろ話してくれました。
旧ユーゴ時代の学位は希少だと思います。
その後、働くようになってからのことですが、クロアチアで働いている日本人女性の訪問を受けたことがあります。
日本との協力関係を求めてるようでしたので、その先輩を紹介してあげました。
今や15万人も日本人の旅行者が訪れるんですね。
隔世の感です。
2015年12月08日 22:53
旧ユーゴ時代のザグレブ大学ですか?
失礼な言い方になってしまうかもしれませんが、相当優秀な先輩なのですね!
もしかしたら、現在は政府機関で働かれているのでしょうかね
りうさんへのコメントを見てイギリスに住んでいられた事を知りましたが、外国の方との交流と言いますか他国の方の話を聞くのって興味深いですよね
自分が教わった事とは違う生の声を聴けたりするので、自分はついつい積極的に聞いちゃいます
年間15万人と言う事は、それだけ平和になった証でしょうね!
2015年12月17日 22:58
小さな国なのですね、国家と言っても人口は東京の半分ですものね
ワインや食べ物のゆけむりさんの紹介を見ていたら、とたんに凄い魅力的に思えてきました(笑)
2015年12月19日 09:12
街から街へ移動する時、途中家が全く無い荒涼とした大地が何キロも続く時もあります
食べ物も魅力的な物も多いようですし、ビール&ワインはかなり美味しいです
しかもアルコール類はお安いので、旅行者には実に嬉しいです(笑)

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