スペインの旅 8 ・ またまたスリに狙われました・・・

もう盗まれる財布が無いからと安心していたからか?

あるいは、よほどお金持ちに見えたんだろうか?

それはまず無いな・・・

恐らくよっぽどマヌケに見え、こいつからなら簡単に盗めるだろうと狙われたんでしょうな・・・


画像



バスを降りてサグラダ・ファミリアに向かう時、今度は自分が狙われました・・・


詳細はこんな感じです


ツアー一行の約30人とサグラダ・ファミリアに向かっている時自分は最後尾を歩いていました


何処からともなく現れたカップルが、自分と一行の間にいつの間にか一緒に歩いていました


一行とはぐれちゃいけないのでなんとかカップルを抜かしたいと思いますがなかなか抜かす事ができません


一行が信号に引っかかったので、その集団に自分も加わるチャンスだと思いました


しかしカップルがやや左前方で微妙な間を取り(今考えればブロックしていたんでしょう)、右には中年の大柄な男が立ちはだかりその間を抜けて一行と合流する事はできません


更に後ろには中年のカップル・・・


もう少し間を開けてくれれば前に行かれるんだけどなぁって思っていると、左前方でブロックしていた若いカップルは「ハ~イ」ってな感じでこちらを見ながらニコニコ何かを言っています


その時何か違和感を感じると、右に居た大柄な中年が自分のたすき掛けにしているバックに手を突っ込んでいるではありませんか



一瞬何をしているのか分かりませんでした




ワンテンポ遅れてスリだと気付き、そいつの手を掴み「何やっているんだこの野郎」と、思わず大きな声を出していました



すると若いカップルの男が「オ~、セニョール、セニョール」と自分の方へ



自分は頭に血が上ると言うか、一気に興奮し「セニョールセニョールじゃねえんだ」と怒鳴ると、異変に気付いた添乗員さんが駆けつけてくれました



まわりも何かがあったんだと一瞬凍りついたような異様な雰囲気になり、その後自分はどうしていいか分からず・・・


スリの手を放した瞬間の事は覚えてないんですが、自分でも経験した事がないぐらいの興奮状態になり顔が紅潮していました


スリ集団は全然焦る様子もなく、頭の変な日本人が言いがかりを付けてきたと言わんばかりの態度と共に、若い男は威嚇するかのように何かを言いながら、ゆっくりと反対方向へ戻り始めました





まさかまさか自分がスリに狙われるとは思いませんでした


しかも前日の連れに続いて・・・


こんな事が起こるとスペインはよっぽど治安が悪いんだと思われるでしょう


しかし今回のツアーで被害に遭ったのは自分たちだけです


よく見ると、皆さんはたすき掛けのバックを前の方に抱えるように持っていたり、カバンのヒモを短くしていたりしています


やはりそれなりに用心しているようです




やはり自分の注意不足と言うか、慣れから来る漫然とした心の緩みが招いた事だと反省しています




皆さん、こんな事もあるので海外旅行の時は気を付けましょうね~


えっ、お前が一番気を付けろって?


ハイ、今度は十分気を付けます・・・

この記事へのコメント

2013年11月05日 22:45
話しはまったくとんでしまうのですが、太平洋戦争中にラバウルから飛びたった一式陸攻の最後尾の機がカモ編隊のカモ番機と呼ばれていたそうです、敵に最も先に狙われて落とされやすいポジションということですね
図らずも今回、湯けむりさんが「カモ番機」になって狙われてしまったんですかね
湯けむりが逆上する姿も想像出来ませんが、お気持ちはわかるような気がします
以前東横線で元町中華街まで寝過ごした時に似たような団体戦の置き引きにやられそうになったことがありましたので
2013年11月05日 22:47
訂正
湯けむり→湯けむりさん
失礼しましたm(_ _)m
みーたん
2013年11月05日 23:08
危機一髪、湯けむりさんの気迫勝ちでしたね
私もまさに夜、ここで有名な偽警官に出会いましたよ。まずは自称イタリア観光青年がフレンドリーに話しかけてきて、記念写真を頼まれていたら、グルの偽警官が登場。「麻薬やってないかを調べる。財布とパスポートを見せろ。」と偽IDを見せてきて、従順に従う青年に君達の番と促されました。
夜のサグラダは日本人がスリなどに狙われると聞いてたので元々カメラとポケット銭しか持っていませんでした。触られないようにカバンの中を自分で見せてパスポートはホテルと言ったら「ご協力どうも」とか言って去っていきました。

後で思えば、偽だとわかった瞬間に立ち去るべきだったかなと。貴重品が入っていたら巧みにすられてたかも(でも、本物の警官に聞かれて逃げて逮捕された日本人の話を聞いてたのと、金を持ってないという油断があったのだと思います)
個人旅行でよっぽど用心しててもこれなので、油断せず充分気をつけようと改めて思いました
2013年11月06日 02:45
再び驚きました。。。
本当に災難でしたね。
そして、腹もたちます!!!
でも、いち早く気づき、攻撃されることもなく治まって良かったです。。。
サグラダファミリアなどの注目の観光地はスリが多いと聴いたことがありましたが、こういった手口なんですね。
この先の旅、いいことがあるのを祈っています!
2013年11月06日 13:09
あっ、大丈夫ですよ~
そんなに気にしないで下さい、打ち忘れとか打ち間違えとかは自分もありますから!
なるほどカモ番機ですか・・・
危うく撃墜されるところでしたが、良く考えると盗まれる財布はもう無かったんですけどね~
えっ、置き引き軍団に狙われましたか?
びーぽんさんは、予期せぬ平塚や小田原に突撃する事があるようですから、絶対気を付けて下さいよ~
2013年11月06日 13:14
え~、偽警官に麻薬所持の検査ですか?
しかも偽IDまで用意して・・・
いやいややはり完全に日本人はターゲットにされているんでしょうね
特に若い人の失業率が高いとの事なので、十分注意しなければダメですね!
ところで夜の雰囲気はどうでしたか?
綺麗だったんでしょうね~
それとバルは行かれたんでしょうか?
そこら辺を詳しく聞きたいです
2013年11月06日 13:18
イヤイヤ、すでに財布は盗まれて無かったから良いようなものですが、もしもう一つ財布を持っていてそれを盗まれていたら立ち直れませんでしたよ
でもスリに狙われたって事自体が悔しいです

やっぱり外国では十分過ぎるほどの注意が必要でしたね・・・
2013年11月06日 18:49
偽警官の話は、よく聞きます。スペインだけじゃなく、他の国でも、偽警官は、うじゃうじゃ居るそうです。
でも・・・本当に災難でしたねぇ。
私達も、心を引き締めて、気を付けたいと改めて思いました。
だいたい最近のスリは、集団でやるのが多いみたいですね。
若くて可愛らしい女性が、何か話しかけてきて、それに気を取られている隙に、別の人間にすられる・・・すった財布は、すぐ、別の男に渡り、走って逃げる・・とか。

それと子供集団のひったくりも、よく居るそうです。小学生くらいの子供達だけど、集団で襲われたら、抵抗も出来ないそうです・・・怖いです。
赤ちゃんを抱えた母親のスリもいるそうです。

失業率が髙くて、皆、食べて行くために、必死みたいです。スペインは、20代の失業率が50%で、バイトすら無いそうです。日本は、まだ、好き嫌いを言わなければ、バイトくらいはありますよね。
2013年11月06日 19:20
おぉ!何と臨場感有る記事ですね
一発かまして頂いてスッキリしました

やはりスリ軍団にとって観光地は稼ぎ場所なんですね。わざわざ入場料払ってでも美術館などに潜伏して狙うそうですし。人が集まる場所、特に外国人観光客の人気スポットほど注意しなくちゃって事ですね。
2013年11月06日 20:43
危なかったですが
ゆめむりさんのとっさの判断で
間一髪でしたね!
海外に行くと日本の治安の良さが・・・・
スペインに行かれたんですか
サグラダ・ファミリアこれからですね
2013年11月06日 21:48
言われてみれば偽警官の話は聞いた事がありましたが、全くそんな事は忘れていましたね・・・
この事からしても、注意不足だと言えますね
ガイドさんいわく、入場料を払ってスリに来ている場合は、必ず元を取ろうと必死になっているそうです
それにしても色々なスリの手法があるんですね
気を付けなければ・・・
2013年11月06日 21:50
自分でも信じられないぐらいに気持ちが高ぶってしまい、咄嗟に昔の自分が出てしまいました
ガイドさんも言っていましたが、入場料を払って来ているスリ軍団は、は元を取ろうと必死になるそうです
2013年11月06日 21:52
う~ん、間一髪と言えば間一髪セーフなんですが、前日に財布は盗まれているので、すられる財布が無いと言えば無いんですけどね・・・
2013年11月07日 14:27
海外に行くと,それほど治安が悪いわけでもないのにチョイ悪な人が何か仕掛けてくることってあると思います。私も,パリの地下鉄の改札口で,改札を抜けようとする私の真後ろにピッタリとチョイ悪オヤジがくっついてきて一緒に改札を通り抜けるということをされたことがあります。
用心するとかしないのレベルじゃないようにも思います。日本人と違って,たぶん規範意識が低いのかもしれませんね。ゆけむりさんが出会ったスリも,それほど悪いことをしている感覚じゃないのかも
2013年11月08日 09:05
なるほど、そうかもしれませんね!
そうかもしれませんが、こちらはいい迷惑です
しかし実際に狙われたのは我々だけで、ツアー参加者を良く見てみると、キチンのカバンを前の方にしていたり、カバンのヒモを短くしていたりと、それなりに用心していたようです
些細なことかもしれませんが、全く無防備な自分とはそこが大きな違いだったと反省しています・・・
2013年11月12日 12:55
ひぇ~~怖いですね・・・
正にバッグに手が入っているトコ発見したら、私何ができるのかしら・・・

スリ集団は慣れているので、現場を押さえられても、笑ってごまかすって聞いたことあります。
本当にそうなんですね。
気を付けたいです。
2013年11月12日 21:11
なるほど、それでスリ集団はさほど慌てなかったんですね!
やはり海外をなめちゃダメでしたね・・・
狙われないように、常にガードするのが一番です!
2013年12月21日 11:15
もう、ゆけむりさんのブログ内容に圧倒されっぱなしです。凄すぎ。。。
私は、初めてヨーロッパに行った時、朝食会場で、ちょっとバック後ろに置いた時、2人組のスリが、バックを手をかけたところに、一緒のツアーの人が大声をあげてくれたので、私も振り返り、何もないかのように立ち去って行き、詳しくは大声をあげてくれた人から聞いたというわけで。。。本当に恐いところだと思いましたよ。その後、フランスにいった時もオペラ座通りの前で女の人が話しかけてきてやばい!(添乗員さんからいろんなタイプのスリの話を聞いていた)と思っていたところ、連れが「バック!」と、声をかけてくれて、しつこかったけれど追い払うことができました。
ゆけむりさんは、海外旅行に慣れすぎて、私は、初心者で狙われやすかったのかな?
今回のスペインは、冬なので、バックの上にコートを着ていたので心配することなく観光できました。私は、コートやジャケットがある時がいいと思った次第です。
2013年12月21日 21:14
拙い当ブログへようこそ!
自分も何度かヨーロッパへ行っていますが、このような事に遭遇したのは初めてでした
う~ん、初心者と言うよりも、スリが狙っているところにたまたま遭遇いてしまったのではないでしょうか?
でもでっかくの海外旅行で嫌な思いをするのは勘弁してほしいですよね・・・

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