スペインの旅 15 ・ 世界遺産アルハンブラ宮殿
スペイン屈指の世界遺産であり、世界中から観光客が訪れるアルハンブラ宮殿
かつてはスペインに屈服させられたイスラム教徒の宮殿であったと言う事が、象徴的な意味を持っています
スペインの歴史は非常に複雑で一言では説明できませんが、古代よりさまざまな民族によって支配されてきました
中でも一番影響を受けたのが、718年~1492年まで続いたイスラムによる支配だと言われています
レコンキスタによりキリスト教徒の勢力が増す中、13世紀前半から約170年にわたって建設された宮殿は、イスラム建築の最高傑作と言われ、幾何学模様や精緻な透かし彫りが宮殿内にちりばめられています
街を見下ろす丘に立つアルハンブラ宮殿は、総面積14000㎡もの広さを誇り、大きく分けると王宮、カルロス5世の宮殿、城塞アルカサバ、離宮と庭園からなる夏の別荘ヘネラリフェからなります
スペインの歴史、イスラムの支配からレコンキスタ完了による国土回復などの時代背景を絡めながらの説明を現地ガイドさんから受けたのですが、ボキャブラリーが乏しい自分には上手く説明できません
そんな訳で、画像とちょこっとガイドだけで我慢してね
(画像はヘネラリフェから見た王宮側です)
まずは王宮です
アルハンブラ宮殿のハイライトです
13世紀から14世紀にかけ建造され、内部は王の居住空間、公務の場、モスクや浴場があり、イスラム建築の最高傑作と言われ、精緻な彫刻や色鮮やかなタイルで装飾されています
ライオンの中庭です
楽園を再現した中庭には水路が施され、124本の白大理石の列柱が取り囲んでいます
口から水を噴き出す12頭のライオン像の噴水があります
二姉妹の間(なぜか天井部分の画像しかない・・・)
2階建ての夏の住居で、鍾乳石装飾が施された天井は2段になっていて、2連窓から差し込む柔らかな光で装飾が美しく輝く構造になっています


これじゃ美しさが伝わらないかなぁ・・・
アベンセラヘスの間(これまた天井部分だけ・・・)
噴水で冷やされた空気が部屋を冷却し、熱気がドームの窓から抜け暑い日でも快適だったそうです
パティオ(中庭)です
水と緑と空間を上手く利用し、暑いグラナダにあっても快適に過ごせるよう設計されていたそうです
いたるところに噴水が配置されているんですが、これは飾りではありません
常に水を出しているんですが、敵などが攻めて来たりした時には水を停め、それが合図だったそうです
王様が情事
に使う部屋からも必ず噴水が見えるようになっていて、水が止まった時は何か異変があったと分かる仕組みだったそうです
え~と、ここは何だったけっかなぁ
ス、スイマセン、忘れました・・・
でも、タイルなどの装飾がキレイなのは伝わったでしょうか?
王宮のバルコニー?から見たグラナダの街です
風がとても爽やかでした
アルカサバです
勢力を増してきたレコンキスタに備えて建てられた城塞で、赤い城とも呼ばれています
キレイな花が
サンタ・マリア・デ・ラ・アルハンブラ教会
モスクがあった場所に建てられたそうです・・・
何の花か分かりませんが、キレイでした
カルロス5世の宮殿です
王宮の隣に建つルネッサンス様式の宮殿です
レコンキスタ完了後のカルロス1世(神聖ローマ帝国カール5世)の時代に建造されました
設計は、イタリアのミケランジェロに師事したペドロ・マチューカが担当したそうです
教会及び宮殿はレコンキスタ完了後に建てられたので、イスラム建築のアルハンブラ宮殿の中では異色の存在です
王宮側から見たヘネラリフェです
さぁこの後はこの小路を通って王族の夏の別荘であるヘネラリフェへと向かうのですが、雰囲気もガラリと変わるし長くなっちゃったので、続編として次回詳しく紹介しますね~

かつてはスペインに屈服させられたイスラム教徒の宮殿であったと言う事が、象徴的な意味を持っています
スペインの歴史は非常に複雑で一言では説明できませんが、古代よりさまざまな民族によって支配されてきました
中でも一番影響を受けたのが、718年~1492年まで続いたイスラムによる支配だと言われています
レコンキスタによりキリスト教徒の勢力が増す中、13世紀前半から約170年にわたって建設された宮殿は、イスラム建築の最高傑作と言われ、幾何学模様や精緻な透かし彫りが宮殿内にちりばめられています
レコンキスタとは、718年から1492年までに行われたキリスト教国によるイベリア半島の国土回復運動、直訳すると再征服活動の総称です
平たく言うと、イスラム教徒に乗っ取られた国を、キリスト教徒たちが奪い返すと言う事です
街を見下ろす丘に立つアルハンブラ宮殿は、総面積14000㎡もの広さを誇り、大きく分けると王宮、カルロス5世の宮殿、城塞アルカサバ、離宮と庭園からなる夏の別荘ヘネラリフェからなります
スペインの歴史、イスラムの支配からレコンキスタ完了による国土回復などの時代背景を絡めながらの説明を現地ガイドさんから受けたのですが、ボキャブラリーが乏しい自分には上手く説明できません

そんな訳で、画像とちょこっとガイドだけで我慢してね

(画像はヘネラリフェから見た王宮側です)
まずは王宮です
アルハンブラ宮殿のハイライトです
13世紀から14世紀にかけ建造され、内部は王の居住空間、公務の場、モスクや浴場があり、イスラム建築の最高傑作と言われ、精緻な彫刻や色鮮やかなタイルで装飾されています

ライオンの中庭です
楽園を再現した中庭には水路が施され、124本の白大理石の列柱が取り囲んでいます
口から水を噴き出す12頭のライオン像の噴水があります
二姉妹の間(なぜか天井部分の画像しかない・・・)
2階建ての夏の住居で、鍾乳石装飾が施された天井は2段になっていて、2連窓から差し込む柔らかな光で装飾が美しく輝く構造になっています



これじゃ美しさが伝わらないかなぁ・・・

アベンセラヘスの間(これまた天井部分だけ・・・)
噴水で冷やされた空気が部屋を冷却し、熱気がドームの窓から抜け暑い日でも快適だったそうです

パティオ(中庭)です
水と緑と空間を上手く利用し、暑いグラナダにあっても快適に過ごせるよう設計されていたそうです

いたるところに噴水が配置されているんですが、これは飾りではありません
常に水を出しているんですが、敵などが攻めて来たりした時には水を停め、それが合図だったそうです
王様が情事


え~と、ここは何だったけっかなぁ

ス、スイマセン、忘れました・・・

でも、タイルなどの装飾がキレイなのは伝わったでしょうか?
王宮のバルコニー?から見たグラナダの街です
風がとても爽やかでした

アルカサバです
勢力を増してきたレコンキスタに備えて建てられた城塞で、赤い城とも呼ばれています
キレイな花が

サンタ・マリア・デ・ラ・アルハンブラ教会
モスクがあった場所に建てられたそうです・・・
何の花か分かりませんが、キレイでした

カルロス5世の宮殿です
王宮の隣に建つルネッサンス様式の宮殿です
レコンキスタ完了後のカルロス1世(神聖ローマ帝国カール5世)の時代に建造されました
設計は、イタリアのミケランジェロに師事したペドロ・マチューカが担当したそうです
教会及び宮殿はレコンキスタ完了後に建てられたので、イスラム建築のアルハンブラ宮殿の中では異色の存在です
王宮側から見たヘネラリフェです
さぁこの後はこの小路を通って王族の夏の別荘であるヘネラリフェへと向かうのですが、雰囲気もガラリと変わるし長くなっちゃったので、続編として次回詳しく紹介しますね~

この記事へのコメント
こんな素晴らしい宮殿に、すごく行ってみたいです!
やはり生えてる樹が、スペインって感じですね。
アルハンブラ宮殿はスペインの歴史を知る上でも重要なので、いつか絶対行ってみてください!
しかし、自分はいまのところスペインに行く予定はありませんが、既に行った人や、これから行く人にとってはわかりやすい紹介だとおもいますね
国内旅行では参考にさせて頂いてます
歴史はもちろんですが、特に食べ物も美味しいし、ビール、ワイン、カヴァと言うスパークリングワイン、サングリアなどなど、アルコール好きのびーぽんさんにもバッチリ合う国だと思いますよ~
見所、よくわかりました~
アルハンブラ宮殿、すごく行きたくなりました。
それと放送コードに引っかかるような事も話してくれ、王様って凄いってビックリしちゃいました