東南アジア旅行 13 ・ マレー鉄道
みなさんは鉄道の旅は好きですか?
飛行機も大好きなんですが、鉄道の旅も好きなんです
単なる移動だけの手段ではなく、移りゆく車窓を眺めたり、一杯飲んだり、あるいはお弁当を食べたり
どれも飛行機
とは違った良さがありますよね~
初めての列車での旅は、ローマからジュネーブ行く時に乗った寝台列車でしたね・・・
大きなピザを買って乗り込み、一杯飲みながら憧れのスイスへ向かう
明け方に目が覚め、車窓から見た素晴らしい景色の連続、朝日に染まる雪山が美しくていつまでも見ていたのを覚えています・・・
氷河特急やスイスの登山列車は言うまでもありませんが、TGVやユーロスター、台湾の平渓線、フロム鉄道にベルゲン鉄道どれもそれぞれ違った良さがあり、おのずとマレー鉄道への期待が高まります
マレー鉄道とは、タイからマレー半島を縦断しクアラルンプールを経てシンガポールへ至る
オリエンタルな旅情満点の鉄道旅行を満喫でき、1等車に乗れば新幹線のグリーン車に匹敵するゆったりした乗り心地を楽しめる
もとはスズやゴムの産業開発とともに敷設された近代東南アジアの歴史的遺産でもあり、車窓からはヤシやココナッツのプランテーションや穀倉地帯の田園風景などの景観が望め、食堂車では中華、西洋、マレー料理などバラエティ豊かなメニューが揃い、グルメにとっても不足はない
そんな解説を見た事も、このツアーを選んだ理由の一つでもあったんです・・・
ですが、我々の乗る列車を見て えっ これ?
このオンボロのディーゼルがそうなの?
非常にイヤな予感が・・・
今回我々は2等車です
この列車で2等ってのも微妙ですが仕方ないですよね・・・
2等車に乗り込むとかなりガラガラです
面白いのが座席が回転しない固定タイプなんですが、車両の半分が先頭に向いていて残りは後方に向いています
中はハッキリ言ってかなりボロいです
微妙なオイニーもします・・・
走り出すとこんな風景が車窓に広がります
ビールでも飲みながら7時間30分の楽しむかと思ったところ、何とビールなどのアルコール類は売ってないんです
食堂車と言っても怪しいお菓子やコーヒーが売っているぐらいで、とても食堂車とは言えません
しかもかなりボロくて汚い・・・
あまりのショックで撮影するのを忘れてしまいました
時々こんな駅に停車するんですが、やはりビールは売っていないようです
正確にはどれくらい停車しているのか分からないので、おちおち物色できないんです・・・
乗り降りする人もあまりいないし、売店らしきものも見当たりません
列車に乗る前に現地ガイドさんから弁当が配られたんですが、その意味がやっと分かりましたよ・・・
名ばかりの食堂車なので、弁当が必要だったんですね~
しょうがないからチャーハンぽいご飯と鶏肉、それと限りなく黄身が少ない目玉焼きだけの弁当を食べました・・・
列車は走れど走れどこんな感じの風景が延々と続きます
風光明媚とはかけ離れ、見えるのはヤシの木だかゴムの木だか分からない風景ばかりです・・・
しかもメチャクチャ冷房が効いてきて、寒くて寒くてたまりません
トイレに行けば鍵が掛からなかったり、酷いのは便座が無いんですよ・・・
たま~に、こんな駅が見えてきますが、終点のシンガポールはまだ先です・・・
寒いし、物凄く揺れる車内で入国カードを書かなければいけません
一応国際列車なので、車内でマレーシアの出国手続きをし、その後ジョホールバル駅で入国審査を受けます
これがメチャクチャ厳しく時間がかかったんですよ・・・
もちろん添乗員は最初からいないし、現地ガイドもいないから全て自分たちでやりますよ~
列車の中では昼寝したり、他の方々と旅行談義ができたのは楽しかったんですが、とても優雅な列車の旅とはなりませんでしたね・・・
ユーロスターなんかは1等だったんで、豪華な食事にワインなんかもサーブされたのに・・・
座席は2-1で、かなりゆとりがあり、優雅な時間を過ごせたんですが、今回は本当に予想外でした


残念ながらマレー鉄道はお勧めできません
ようやく車窓にはマレーシアからシンガポールに送っている、水のパイプラインが見えてきました
厳しかった列車の旅も終わり、いよいよシンガポールです
飛行機も大好きなんですが、鉄道の旅も好きなんです

単なる移動だけの手段ではなく、移りゆく車窓を眺めたり、一杯飲んだり、あるいはお弁当を食べたり
どれも飛行機

初めての列車での旅は、ローマからジュネーブ行く時に乗った寝台列車でしたね・・・
大きなピザを買って乗り込み、一杯飲みながら憧れのスイスへ向かう

明け方に目が覚め、車窓から見た素晴らしい景色の連続、朝日に染まる雪山が美しくていつまでも見ていたのを覚えています・・・

氷河特急やスイスの登山列車は言うまでもありませんが、TGVやユーロスター、台湾の平渓線、フロム鉄道にベルゲン鉄道どれもそれぞれ違った良さがあり、おのずとマレー鉄道への期待が高まります

マレー鉄道とは、タイからマレー半島を縦断しクアラルンプールを経てシンガポールへ至る
オリエンタルな旅情満点の鉄道旅行を満喫でき、1等車に乗れば新幹線のグリーン車に匹敵するゆったりした乗り心地を楽しめる
もとはスズやゴムの産業開発とともに敷設された近代東南アジアの歴史的遺産でもあり、車窓からはヤシやココナッツのプランテーションや穀倉地帯の田園風景などの景観が望め、食堂車では中華、西洋、マレー料理などバラエティ豊かなメニューが揃い、グルメにとっても不足はない
そんな解説を見た事も、このツアーを選んだ理由の一つでもあったんです・・・
ですが、我々の乗る列車を見て えっ これ?
このオンボロのディーゼルがそうなの?
非常にイヤな予感が・・・

今回我々は2等車です
この列車で2等ってのも微妙ですが仕方ないですよね・・・

2等車に乗り込むとかなりガラガラです
面白いのが座席が回転しない固定タイプなんですが、車両の半分が先頭に向いていて残りは後方に向いています

中はハッキリ言ってかなりボロいです

微妙なオイニーもします・・・
走り出すとこんな風景が車窓に広がります
ビールでも飲みながら7時間30分の楽しむかと思ったところ、何とビールなどのアルコール類は売ってないんです

食堂車と言っても怪しいお菓子やコーヒーが売っているぐらいで、とても食堂車とは言えません
しかもかなりボロくて汚い・・・

あまりのショックで撮影するのを忘れてしまいました

時々こんな駅に停車するんですが、やはりビールは売っていないようです
正確にはどれくらい停車しているのか分からないので、おちおち物色できないんです・・・
乗り降りする人もあまりいないし、売店らしきものも見当たりません
列車に乗る前に現地ガイドさんから弁当が配られたんですが、その意味がやっと分かりましたよ・・・
名ばかりの食堂車なので、弁当が必要だったんですね~
しょうがないからチャーハンぽいご飯と鶏肉、それと限りなく黄身が少ない目玉焼きだけの弁当を食べました・・・

列車は走れど走れどこんな感じの風景が延々と続きます
風光明媚とはかけ離れ、見えるのはヤシの木だかゴムの木だか分からない風景ばかりです・・・
しかもメチャクチャ冷房が効いてきて、寒くて寒くてたまりません

トイレに行けば鍵が掛からなかったり、酷いのは便座が無いんですよ・・・

たま~に、こんな駅が見えてきますが、終点のシンガポールはまだ先です・・・
寒いし、物凄く揺れる車内で入国カードを書かなければいけません
一応国際列車なので、車内でマレーシアの出国手続きをし、その後ジョホールバル駅で入国審査を受けます
これがメチャクチャ厳しく時間がかかったんですよ・・・
もちろん添乗員は最初からいないし、現地ガイドもいないから全て自分たちでやりますよ~

列車の中では昼寝したり、他の方々と旅行談義ができたのは楽しかったんですが、とても優雅な列車の旅とはなりませんでしたね・・・
ユーロスターなんかは1等だったんで、豪華な食事にワインなんかもサーブされたのに・・・
座席は2-1で、かなりゆとりがあり、優雅な時間を過ごせたんですが、今回は本当に予想外でした



残念ながらマレー鉄道はお勧めできません

ようやく車窓にはマレーシアからシンガポールに送っている、水のパイプラインが見えてきました
厳しかった列車の旅も終わり、いよいよシンガポールです
この記事へのコメント
女性陣は少しでもまともな個室を探すのに必死でしたね
ローカル線も味があって良いんですが、もう少し綺麗な車両で美しい風景が楽しめないとね・・・
でも、それに実際乗ったんだから、うらやましい。
ディーゼルなんて、雰囲気があっていいじゃないですか。
でも、トイレが汚いのは、やっぱり嫌ですけどね。
1等だったら、もっと綺麗だったのかな。
たぶん凡蔵さんが想像しているよりも激しい揺れに凄い騒音でしたよ
もう少し車窓の風景が良かったらまだ良いと思いますが、ほとんど変化が無かったのが残念でした・・・
これは本当にお奨めできませんよ
鉄道旅行の良い所は一杯飲みながら移りゆく景色を楽しんだり、名物を食べたりってところですが、今回はどれも残念な結果となってしまいましたよ
とってもわかりやすくて感心してしまいます。
そうそう思いだしたんですが
イタリアに行った時、トイレはいろいろありました
当たりはずれっていうんですかね~
マレー鉄道・・・
う~ん、自分が想像していたのとは大分違いましたが、今となっては良い思い出です!
クンパス・バル、バタワース・・・。駅は訪れて列車を見送りました。
時間が無くて、国内移動は飛行機になりましたが、絶対に乗ってやろうと思っています。マレー鉄道を見た最初の印象は、おもったよりも綺麗じゃん・・・。目標は東海岸ですね。
かなり揺れましたし、冷房が強過ぎて寒かったり
食堂車は微妙だし、車窓の風景もあまり変わり映えしなかったりと・・・
でも今となっては良い思い出ですけどね!
本来自分は飛行機が好きなのですが、関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅などを見ていると、鉄道の旅にもちょぴり憧れます
鉄道でも飛行機で何でも良いから、とにかく旅をいっぱいしたいですよ~