微笑みの国タイ・7 アユタヤ前編

いよいよ午後からは世界遺産アユタヤに行きます
アユタヤとは、水上交易の要所として繁栄を極めた歴史を伝える寺院や仏像が点在していて、四方を川に囲まれ古都で世界遺産に指定されています

でもアユタヤに行く前にちょっと寄り道をしてくれました

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タイに来たら絶対体験したいと思っていた、象さんの背中に乗ってのお散歩です

実はこのツアーには組み込まれてはいませんでしたが、ガイドさんに象に乗りたいとお願いしたんです!

オプショナルツアーに参加しない時のガイドさんは冷たいです、今回は色々オプションに参加しているので自分たちの我がままをかなり聞いてくれました

そう言えば、いつぞやのソウルのガイドは冷たかったなぁ~


オプションに全く参加しなかたっから、質問した事に対してもけんもほろろでしたね


前回の上海の時もそうでしたが、ガイドさんが提案するオプショナルツアー、特にツアー内の観光が終わってから行く足つぼマッサージやエステなどに参加するとその後の対応が大きく変わってきます

現地のガイドさんは、ガイドさん個人が提案したオプションのバックが締める割合が多いのです

そんな訳で、最初に現地ガイドさんのオプションに参加すると後々我がままを聞いてくれますよ~

一つの例ですが、オプションに参加しない女性グループがトイレに行きたいと言った時は、もう少しだからと冷たく言っていました(その後20分ぐらい経ってトイレに到着)

うちの女性陣がトイレに行きたいと言った時は、OK,OKすぐ行きましょうと、すぐに案内してくれました

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話はそれましたが、これは象使いの後姿ですね~

とても楽しい好青年でしたが、名前を忘れてしまいました

象の背中はかなり高く、見晴らしが良いのですがかなり揺れました・・・

ちなみにこの象は、40歳レディーとの事でした

ちょっぴり可愛そうな気にもなってしまいました

本来ならば草原なので自由に暮らしているはずなのに、人間に捕らわれ40度近い猛暑の中背中に人を乗せて何度も何度も遺跡の周りを歩かされる・・・

実際に途中で歩くのが嫌になったようで、何度も立ち止まり後から来た象に抜かされていました

あんまり言うことを聞かないと、象使いが手カギのような物で叩くので「ノー、ノー、可愛そうだから辞めて」と思わず言ってしまいました

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けっこう遠くの遺跡まで行きます

その周りを一回りして帰ってくるのですが、なんせ強烈な暑さなのできっと象さんは歩きたくないんでしょうね・・・

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数多くの象さんがいました・・・

なんだか複雑な気持ちになりました

自分は動物は大好きですが、動物園はあまり好きではありません

ケガをした動物を保護するのなら話は別ですが、大自然の中で自由に暮らしていた動物を展示する為だけに捕まえてくる・・・


果たしてそのような行為は良いのでしょうか?


アフリカの自然保護区のような所はでしたら話は全く別ですが、仲間や家族と離ればなれになり、狭い檻の動物園に連れてこられた動物たちはどんな気持ちで一生を過ごすのかと思うと心が痛むんです

野性の中にいたら危険も多いだろうし、生きていくための食べ物の確保も大変だとは思います

動物園の中にいたら危険はないし、食べ物の心配もありませんがかなりのストレスだと思います

旭山動物園の白くまくんはストレスの為に円形脱毛症になり、何十箇所も毛が抜けていたのを思い出しました


もし自分が動物だったら、食べ物には困らない狭い動物園で一生過ごすよりも、危険と隣り合わせでも広い草原で自由に暮らす方を選ぶでしょうね・・・


日本の捕鯨やマグロに関して様々な意見がありますが、動物園に関してはほとんど議論されませんよね

グリーンピースや動物保護団体なりの意見はあるでしょうが、果たして動物たちにとってどちらが幸せなんでしょうね・・・


楽しみにしてはいた象さんでしたが、若干暗い気持ちになったままアユタヤの遺跡群へ向うのでした・・・

この記事へのコメント

2010年04月19日 07:24
私も動物は好きです
でも動物園にいる動物達の事はあまり考えて
いなかったですけど
園にいる子達が暇そうにしているのを
見ているとかわいそうになる事も確かです
(『ノンビリしている』と言う見方もあるのですけど)
動物も意思があるので象さんは歩きたくなかった
のでしょうね
難しい問題ですよね
2010年04月19日 11:28
私も象乗りしましたが,その時は,象が勝手に街路樹のマンゴーを食べたり,途中の池で水を飲んだり,結構好き勝手にしていたので,酷さは余り感じませんでした。動物園は確かにストレス溜まって大変そうですね。餌に困ってないはずなのに毛がぼさぼさだったり禿げてたりしてますよね。
2010年04月19日 14:10
動物園がなくなったら、写真でしか動物を知ることが出来なくなっちゃうけど、動物にしたらホントつらいでしょうね。

神戸にある王子動物園に行ったときのことですが、扉が開いていて誰もが自由に入れるオリがあるんです。

みんな中に入ってみたりするんのですが、オリにはホモサピエンスっていうプレートが掛かっています。

ここに入ると動物の気持ちになるかもしれませんね。
入ったときに扉をしめられたら恐怖でしょうね。

ちなみに、この王子動物園はパンダがいるのですよ。
結構近くで見られるので、人間としてはオススメです。
2010年04月20日 01:14
そらひなさん、我が家にワンコが2匹いた時は、運動不足&ストレス解消の為に早朝富士山の麓や湘南海岸、あるいは宮ヶ瀬などに連れて行って、放してあげて自由に走り回らせたりしました!
普段は家の中にいましたが、日中は外に出たいと言えば出してあげてましたよ~
小さな家ですが、家の周りをぐるっと回れるように柵でで囲んであるので、敷地内では放し飼いでストレスが溜まらないように気を付けていました!
早朝誰もいない海岸や山で放してあげると、すごい勢いで野山を駆け回っている姿を見ると、やっぱり自由に生きたいのかなって思うこともありましたね・・・
そんな訳で動物園の動物たちも、本当は草原や山で自由に暮らしたいんだろうな~って思ってしまうんです!
2010年04月20日 01:24
金熊さん、金熊さんが乗った象は案外若かったのかな?
自分らが乗った象は40歳との事でした・・・
それでも自分は勝ってだなぁ~って思うのは、やっぱり象乗りを体験したかったし、実際乗ってみると楽しいし貴重な体験が出来たと思う面も正直ありました・・・

凡蔵さん、それでも自分も近くで見たいと思う気持ちはありますし、旭山動物園も凄く楽しみでしたし、実際行ったらすごく身近に生態を見ることができ楽しかったです・・・

偉そうな事を言ってしまいましたが、自分も案外楽しんでいる面もありました・・・

考えると難しいテーマですね・・・
2010年04月20日 17:20
私も乗りましたよ、象さん。賢いですよね。
長い鼻でギューっとハグハグされました。(*^ ^* )V
2010年04月20日 21:35
casa blancaさん、楽しかった反面なんだか考えさせられてしまいました・・・
yuika
2011年02月10日 16:45
安心して下さい^^ここの象さんたちはけがなどで保護された象たちだそうで、完治してからほかの象の治療費のために、このようなビジネスをしているそうで、しかも国の機関らしいです^^私もこれを聞いてほっとしました^^ でも象をぶつのは心が痛みますね><
2011年02月11日 14:24
yuikaさん、そうですか怪我した象さんを保護しているんですか!
本当だったら自然に返すのが良いのかもしれませんが、密漁なんかの問題もあるので難しいですよね・・・

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